みきぴん

落下の王国のみきぴんのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
4.3
『汝 落下を畏るるなかれ
この美しき世界を仰ぎ見よ』

時は1915年
無声映画のスタントマンをしていたロイは撮影中の大怪我で入院
自暴自棄になっていた

骨折で入院中の好奇心旺盛な5歳の少女と出会い
ロイは自分の目論見に少女を利用する為に
即興で作った6人の男たちの壮大な愛と復讐の物語を語り聞かせる

ロイの語るお話を
少女の目線で映像化したシーンと
現実の病室のシーンが交互に進む

眼福💕眼福💕
美しい美しい映画✨
カメラアングル 色彩 光✨

13もの世界遺産で実際にロケをしたという本物の映像は
圧倒的な迫力の美しさ✨

これは
『映画』という
人類が生み出した 宝物への賛歌なのかもしれない

ラストに
アレクサンドリアと一緒に
「ありがとう💕ありがとう💕
映画の中の沢山のロイたち」
…と拍手したくなる

* 6/29 DVD鑑賞
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