けーな

落下の王国のけーなのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
4.1
入院中に出会った少女と青年の物語。少女アレクサンドリアは、オレンジの収穫中に木から落下し、腕を骨折して入院中。青年ロイは、映画のスタントマンで、撮影中に落下し、足に重傷を負い、下半身付随を余儀なくされ、自暴自棄に陥っていた。

ロイが、アレクサンドリアに語って聞かせるお伽話の映像が、とても美しく、映像美に魅了される映画だ。その映像は、CGを使わずに、世界24か国以上で、世界遺産などを舞台に、実際に撮影されたものだというから、驚いた。

ストーリーには、入り込み切れなかった。ファンタジーは好きなのだが、フィクションとは言いながらも、2人が入院している病院での出来事に、現実にはあり得ないでしょとついつい思ってしまって、なかなか話に入り込めなかったのだ。

しかし、映画のラストになって、急に引き込まれた。私が好きな映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のラスト部分に似たような、映画好きには、たまらない演出が、最後に出てくるのだ。このラストゆえに、点数が高くなった。