「ジャイアントスパイダー/大襲来」
スティングレイから発売されたB.リベインの「ジャイアントスパイダー大襲来」のBDが届いた。超・特別版らしいから鑑賞するのが楽しみだ。因みに観たことなかったから、この度の再販(Blu-rayで)は嬉しい…これから初鑑賞する。
冒頭、流れる流星。保安官事務所に1人の青年。
宇宙から見た地球、落下した巨大な火の玉。
町に蜘蛛続出、人を襲い、混乱、巨大化。
今、住人等との激闘が始動する…本作はB.リベイン監督が1975年に製作したSFとホラー、パニックを混ぜたB級映画の快作で、
この度初見したが“ぬいぐるみ”感が半端ないチープ度が堪らなく愛くるしい。
特典映像のニュース番組見たけど75年はジョーズが最大ヒットしたも、東京では本作が以外に大ヒットしたとキャスターが発言していて、この手の作風は日本には熱烈な支持者いるんだね。
さて、物語は宇宙から飛来した隕石の中から蜘蛛が出現し、人を喰い巨大に成長し、長閑な町を破壊する…
とまぁ異色のSFモンスター映画でしたよ。
ジョーズ以降後にピラニアやハウリングなどモンスターパニック映画が大流行したが、
本作は同時の年に公開されていると言うことで唯一影響されていないんじゃないかなぁと思う。
そもそも映画の雰囲気がそれよりもっと昔の、モノクロ時代の侵略系等の作風に近い。
この映画1番爆笑するのがポスターで巨大蜘蛛が都市を襲う絵やヘリコプター等や車が炎上している壮大な絵面になっているが一切そんなシーンが無く悪巧みを感じる点。
それに物語が全くもって簡潔ではないし、
一応BDだが画質もそこそこで暗い部分が非常に観にくく、
それでも合成などしていない点は非常に評価したいSF映画だ。
評価したいと言うべきかはわ分からないが、
これ吹き替えのスタッフが豪華すぎてびびる…
にしても本作の家族みんなの常識外れな絡みや事情が観ていて楽しかった…
ただのパニック物じゃなくてユーモアもある。アルゴ観たくなる…