青二歳

白鳥の湖の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

白鳥の湖(1959年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

【祝!世界バレエフェス開幕】追悼マイヤ・プリセツカヤ
世界バレエフェス第二部にて追悼マイヤ・プリセツカヤのショートフィルム上映があったのでプリセツカヤ主演映画の記念レビューです…

珍しいメッセレル版の"白鳥の湖"公演記録。かと思いきやチャイコフスキーへの敬意あふれるドキュメンタリー。おそらくソ連の国策映画なんですね。いいですね。
チャイコフスキー作曲から初演評価、劇場博物館に歴代プリマの紹介とさながら"白鳥の湖"入門講座。

とりあえずメッセレル版の特徴は以下の通り。
1.ドラマツルギーが初耳すぎる。盃?永遠の姿?ロットバルトが魔法使いだったり呪いを解く設定も不思議すぎる。
2."白鳥の湖"史上、初のハッピーエンド→かなりソ連で人気を博した模様。
3.小さい白鳥が6羽
4.オディールの衣装がかなりかわいい
5.32回フェッテはピケターンとシェネの舞台一周。

多アングルはカメラ何台?と驚くほど意欲的だけど致命的にカットが多いのでご注意。とりあえずマイヤ・プリセツカヤのぽっちゃりっぷりをご堪能ください。
青二歳

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