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イントゥ・ザ・ブルーのおーたむのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ブルー(2005年製作の映画)
2.9
なぜだか、映画ファンでもない頃からジェシカ・アルバのことは知ってて、たまたま彼女が写ってるジャケットを見て、今何やってるのかな…と借りた一本。
おお、隣にはなんとポール・ウォーカーもいるじゃないですか。
ワイルドスピードの一作目でしか見たことないけど。
しかし、エンドゲーム直後に鑑賞した作品だったからか、それともこれが本作のポテンシャルなのか判断しかねますが、正直、あんまりハマりませんでした。

序盤からイチャつくカップル&完全に頭悪い友人カップルというあたりで、ちょっと苦手だなとは思いました。
その後も、麻薬に巻き込まれる一般人という筋から想像できるとおりの展開、変に残酷な描写、水中だからキレが失われるアクション、しかも水中マスクで誰が誰だか分かりにくいという難点あり…と、かなり引っ掛かります。
「財宝なんかではなく愛こそが一番の宝物」などというメッセージも、極めて当たり前かつ凡庸で、全体的に底の浅さを感じてしまいました。
サメなんか出てきちゃうあたり、B級っぽさを演出したいのかなとも思ったんですが、沈没船の財宝という、スケールを感じさせる要素との取り合わせがあんまり効いてない感じもするし、何を見せたいのかが、よくわかんなかったです。
ジェシカ・アルバとポール・ウォーカーを見せたかったんだろうけど。

まあ、その二人はやっぱり絵になりますし、海中の光景もキレイですが、ただそれを並べただけでは、映画は面白くならないんだなと思いました。
なんか、直前に見たエンドゲームとの落差で、耳キーンてなりそうです。
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