Rena

テシス 次に私が殺されるのRenaのレビュー・感想・評価

テシス 次に私が殺される(1996年製作の映画)
4.1
鑑賞中、ずっと怖かった...

「 暴力 ( 性的・残虐 ) 性を含む映像の需要 」
を卒論のテーマに決めた、情報・映像系の学科に通うアンヘラ。その資料集めの最中に偶然スナッフフィルム ( 流通目的で実際の殺人を撮影したフィルム ) を見つけてしまったことから、日常が恐怖に包まれていく女子大生を描いたサスペンスです。

アンヘラ役 アナ・トレント ( ミツバチのささやきの少女 ) の瞳は大人になっても健在。ビデオコレクターのチェマ役 フェレ・マルティネスもはまり役。

欲望・衝動・止められない好奇心
いけないとわかっていても惹かれてしまう人間の心理
真相に近づいていく中、言い出せない事実
誰が嘘を? 何を信じる!?

冒頭からラストまで、ドキドキが止まらなかった。
こんな感覚は久々。

誰もが持っている本性が映し出されるラスト。
ある意味恐ろしく、言葉が出ない。

観てよかった。傑作です!!
Rena

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