監督:今井正
助監督:山下耕作
主演:中村錦之介
先日観た「仇討」が本作の後に同じ今井・錦ちゃんのタッグで撮られたと思うと余計に感慨深い。
本作の後ではタイトルだけで当時の錦ちゃんファンは劇場に殺到したであろうし、またしても仇討という行為の無為を見せつけられ溜飲なぞ下げようもなかったのだ。
錦ちゃんの江戸初期島原の乱の頃から現代に至るまでの一族七代における七変化。
武士道から社畜性に至る日本人の諦念の狂気を鬱々と見せつけられる。
敗戦を経て痛烈な自己批判を表現した作品はベルリン金熊賞に相応しい。
酷い、非道い、士道い。
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加藤嘉史上最低の姿を見たい人は迷わずどうぞ。
秋晴れの日曜日。
明日は気の重たい提出書類と中国から飛び込んできた商品の大問題を処理せねば。
脳に薄い膜が貼られたようなこの気分をどうしてくれようぞ。
とりあえずジム行って汗かいてこよ💦
2018劇場91本目