しょうちゃん

サルバドル/遥かなる日々のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

サルバドル/遥かなる日々(1986年製作の映画)
4.5
フォト・ジャーナリストのボイルは、
友人と2人で金を稼ぐ為、
気軽な気持ちでエル・サルバドルへの旅に出た。
ところが現地に入った彼らの目に映ったのは、
“死の分隊”が統治する凄惨たる風景だった……。

実在のジャーナリスト、
リチャード・ボイルが綴った小説を映画化。
オリヴァー・ストーン監督による社会派映画の傑作。
緊迫感溢れる演出に内戦の悲劇を痛感させられる。
最初は正義感もない感じだったボイルだったが、
エルサルバドルでの理不尽な現実に巻き込まれていくうちに、
心境や行動に変化が現われてくる様子を、
ジェームス・ウッズが見事に演じ切っているのが素晴らしい。
とにかくジェームス・ウッズがハマリ役でした。
戦場でのジャーナリストが、
世間に何を伝えようとしているのか垣間見ることが出来る。
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