YasuhitoArai

めしのYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
3.8
成瀬巳喜男監督作品。
親の反対を押しきって上原謙演じる初之輔と恋愛結婚した原節子演じる三千代。旦那の仕事の都合で大阪に来て、結婚して5年を過ぎ、毎日専業主婦として炊事、洗濯、女中の代わりみたいな生活に嫌気がさし、東京に帰るが・・・という話。

旦那も三千代に対して「めし」ぐらいしか言わず、東京から家出をしてきた姪といちゃいちゃしてたらそりゃ嫌になる。

いつも嫌味な役が多い杉村晴子がとてもいい母親役をやってたのが印象的。
子猫のさりげない存在感。

構図が小津安二郎とそっくりなシーンがある。
YasuhitoArai

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