shiori

めしのshioriのネタバレレビュー・内容・結末

めし(1951年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

朝 学校へ行くときに必ず転ぶ少年と 必ずハンカチを忘れる男性。
大阪のねこはお世辞にも健康的とは言えないけれど 東京のねこは綺麗なところ。
ビールを飲んで 三千代は「苦い」初之輔は「美味い」というところ。
環境に変化はないけれど 心情の変化が丁寧に描かれている。

冒頭の林芙美子のことば「無限な宇宙の廣さのなかに 人間の哀れな営々とした いとなみが 私はたまらなく好きなのだ」
そういうことなのだ と思った。
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