ぺらぺらと喋る原節子に茫洋とした上原謙
後半だけだが出てくる原節子の母、杉村春子
素晴らしい役者陣&演技
奥の間でひとり所帯じみた格好をしている原節子よ
家を出て、台風が来て、夫が仕事のついで、…
2023年212本目
倦怠期の夫婦が大阪に引っ越して来る。
顔を見れば腹減ったとしか口にする出さず、これといった会話もない。そんな時夫の姪がひょいと遊びにやって来て生活の流れが乱れ始める…。
流…
夫の転勤で東京から大阪についてきて、専業主婦をする女。夫はなんか偉そうでウザいし、一日中家にいてノイローゼ気味。挙げ句の果てには夫の姪っ子が急に家に上がり込んできてしばらく居候。夫は姪っ子に甘い。そ…
>>続きを読む【無限な宇宙の廣さのなかに
人間の哀れな営々とした
いとなみが
私はたまらなく好きなのだ】
✨🖊️林芙美子さんの視点。
シアワセとは?
結婚とは?
成瀬巳喜男監督が撮る
原節子さん✨…
家でメシ食う映画が観たくて、観た。観たことないと思ってたけど、観たこと、あった。結果、のんきにメシを食うような映画ではまるでない。
主体性や能動性によって幸せをつかみとるような世界観じゃない。あれも…
入院3日目に入った。
朝から1本目。
久しぶりの邦画。
監督:成瀬巳喜男
原作:林芙美子
監修:川端康成って、製作陣のメンツだけでチビる…
いやー、男はいつの時代も変わらんですな、アホですな。
今…
日本映画の普遍性ってのは、言葉にしがたい感情の機微みたいなところにあるんだと思う。新しいとか古いとかって次元では語れないなにか。
本作はその代表格。原節子演じる主人公を中心に、彼女や周囲の人間関係…
ウーン、何作か見た成瀬作品はあまりいい心象は残らなかったので、本作もどうかと懐疑的だったが、いやなかなか見させられてしまった。
時代設定が大戦前か戦後かちょっと不明だが、直感的には戦後復興の最初期…
1人の女性が幸せを探求していく物語。
圧倒的な人間味の描写により、一本通った軸に基づいたストーリーの枝葉の部分まで、人間という不確かで不確定な生き物を楽しめた。
特に、里子が父親に叱られた後にあく…