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ストーンのucandoitのネタバレレビュー・内容・結末

ストーン(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

とてもシリアスなデニーロ。
信心深いが孤独で冷たい男。
犯罪者の保釈審査担当官でノートンや妻のミラ・ジョヴォヴィッチと関わるうちに自分が壊れていく。
というか本性が明らかになる。
デニーロ大好き人間ですがノートン、ミラ、フランセス・コンロイの存在感が凄いです。
みなさんの闇が重い。

ノートン(ストーン)の壊れたキャラはまさに十八番ですが、彼が新興宗教にインスパイアされて変わっていく(ひゅー)。
良い加減なチャラ男に見えて地頭が良く何かを抱えている。
そんな彼が自信を得て髪型を含む見かけも変わっていく。
デニーロと入れ替わるように。
ノートンは本当に上手いなあ。

淫乱で不思議な人妻がジョヴォヴィッチ。
正体が掴めないキャラを素晴らしく演じています。
ゴーン・ガールを思わせる怖さを感じましたが飛びっきりの可愛い笑顔も最高。
MVPだと思います。
黒髪に青い透き通った目。
大きな口、小さな乳房に大き目の乳首。
この人、初見でした。バイオハザード観ねば。

デニーロ夫妻は破局を迎えますが、ノートンたちの関係も変わっていく。

裁く方が裁かれていく。
地味で難解です。
長くないのに疲れる!
舞台演劇のような会話劇でエンターテイメント性は薄い。
純文学系なのでまだ観ていない人はご注意を。
しかし四人の演技力で観る側を逸らしません。

聖書に知識があればもっと楽しめたと思います。
そこが残念。