nori007

野火のnori007のネタバレレビュー・内容・結末

野火(1959年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

フィリピン戦線における敗走の様子を描く。
補給路も絶たれ、ほぼ全滅目前となり人間の悪魔的本性があらわになるといった話しなのだが。。。あまりストーリー性もなくかなり退屈である。

飢えをしのぐために、さまざまな事をこころみるのだが。次第に人間性を無視した方向に向かっていくのだ。。。

が、しかし疑問である。まず地元民をアクシデント的に射殺してしまうが、どう考えても仲間に取り込んだほうがいい。食料の現地調達は基本だからだ。インドネシアやシンガポールでは現地人と友好的な関係だったというがフィリピンは違ったのであろうか?
それと、部隊は全滅しているのである。ならば数人の飢えをしのぐ事なら可能と思われる。
なんせ山のジャングルだ。昆虫や小動物もいるだろう。小野田寛郎さんはそうして生き延びた。なので危機的状況とはいえお前らもう少しなんとかしろよと思うのだ。

戦争の悲惨さならば、ハクソー・リッジの方が数倍凄まじい。
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