野火に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『野火』に投稿された感想・評価

カラン

カランの感想・評価

4.5

第二次世界大戦の終わり近く、レイテ沖海戦(1944年10月)で日本軍は多数の艦船を失い海軍はほぼ壊滅に至ったという。しかし、その後も、まともな軍備もないのにフィリピンに居座った日本軍の必死の抵抗で、…

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パン

パンの感想・評価

3.9

個人的にゴア表現満載の塚本晋也監督版のほうがインパクトあって好みだったかな。
しかしこちらも負けじと凄い作品だ。
1959年作というのもあって戦後僅か14年で戦争の恐ろしさがまだまだ身近に感じる世の…

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大和魂の成れの果て。
ここに登場する兵士たちの中には、人肉食を武勇伝のように捉えているものもいる。
マウントなのか自己防衛なのかは各々なんだろうが、厭なリアルだ。

見返すまで、船越英二じゃなくて仲…

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roi

roiの感想・評価

3.5
叙情的な画面もあり陰惨さばかりではなかったところが良かった。

1945 Feb 比島戦線
支援物資を絶たれた軍隊は、鉄砲抱えた飢餓連隊
病身で戦力外と追いやられた主人公が彷徨う孤独な行軍

軍隊というより飢餓の群れ
屍累々、死の街道
やせ細り目だけギラつく敗残…

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喵來

喵來の感想・評価

3.5

むかーし観たっきりで。冷静に考えると、51年発行59年映画ってとんでもないな。。同時代的すぎる
最後20分のためにある映画だった。

捕虜になればコンビーフが腹いっぱい食えると語り合う虚しさと現実

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PM

PMの感想・評価

3.0

私の視聴環境が良くなかったのかもしれないが、所々セリフが聞き取りづらい箇所あり
生々しい、おどろおどろしいべったりとした空気感が終始ついてまわる
生きるか死ぬかの世界で、人間たらしめる理性の狭間を垣…

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K

Kの感想・評価

4.2

レイテ島の戦いをモチーフにした映画
生存率3%といわれる戦場だが、その狂気さが映像から伝わってくる
船越英二さんは、見習士官で戦争を終えたので実際に戦争を経験している人間がこのように作品に出るとより…

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心を病んだ兵士は戦線離脱し独りで生き抜こうと飢えるともサルを喰らわず農家の野火へと両手を挙げる。

★第二次世界大戦末期のフィリピン、ジャングルを彷徨いながら、飢えきった兵士たちが人を食べるのか、食べないのか、食べたのか。

#戦争映画で描かれるドラマはない、ただ生き延びようとしている人々の映像

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