まったく誰が出てるかという予備知識なしに観たので（あ、呉京とシン・ユーだけは知ってた。この時はシー・イェンレンでしたっけ？）、のっけから及川ミッチーみたいなきれいな顔の若い人誰？ 少林寺三人衆にもすっごくきれいな若いお坊さんいるけど誰？ どっちもなんか見覚えあるんだけど…などと本筋関係なく役者チェックに盛り上がってしまった。
前者はニコラス・ツェー。さすがに途中で気づいたけど、すっごくいいじゃないですか、この悪っぷり。これまで観たニコツェーの中でいちばん好きかも（孫文の義士団も好きですが）。アンディ・ラウとのアクションなしドアップ接近戦でも全然負けてない。演技派なんだなぁと妙に感心してしまった。もっとどうしようもない悪役やって欲しい。
そして後者は結局思い出せなかったユイ・シャオチュン。『花の生涯 - 梅蘭芳』の彼だったー。綺麗なはずだわ！
ジャッキー出演も知らなかったので、なんかボーナス貰ったみたいな有り難い気分にw チョウ・ユンファといいジャッキーといい、主役じゃない特別出演で出てきた時の別格感、柔らかいありがたや感が半端ないですね。
アンディ・ラウはどんな作品でもいつでもどこでもアンディ・ラウな演技なのに、最終的にこれはアンディ・ラウにしか出来ない役と思わせるところが凄いなぁ。エンドロールの主題歌の作詞・歌唱まであなたですか。しかもいい声してるし。書も上手いとか本当に多才な人ですこと（『SPL - 殺破狼』の題字がアンディ・ラウだそうな）。
アクションではシー・イェンレンがいちばん見せ場多かった。呉京が意外と地味目だったのが残念です。ジャッキーは実際のアクション・シーンより、野菜炒めシーンのほうが面白かったな。
