夜更けにおススメ官能的な作品Vol.2💕
フランソワ・オゾン作品で1番好きだ。
人気ミステリー作家のサラは出版社の社長が所有する南仏の別荘で執筆活動を始めるが、社長の娘と名乗るジュリーが突然現れて夜な夜な男を連れ込む。やがて彼女の奔放な魅力に目が離せなくなって、、、
オゾンの対比構図が冴え渡る。
ロンドンとプロヴァンス。
書斎とプール。
老いた女と若い女。
覗く女と覗かれる女。
自制する女と無軌道な女。
想像力と生命力。
規律と奔放。
創作と現実。
知性と肉体。
枯れと潤い。
自慰とSEX。
月夜と太陽。
サラとジュリー。
シャーロット・ランプリングとリュディヴィーヌ・サニエ。
徹底的な対称性を意地の悪いほどに見せつけつつ真逆がとある事件で結びついた時、イマジネーションが現実を超える。
エロティシズムとサスペンスが拮抗したフランソワオゾンの魅惑的な映画だと思う✨