オゾン監督作は定期的に観たくなるんだよね〜。これはずっと気になってた映画だけど、内容は全く知らなかった。
南フランスの静かなスイミングプール付きの別荘を舞台に、官能的な描写と相まってジトジトした雰囲気の映画。
中盤までは、特に何かが起こりそうな気配も無い。ただ南フランスの太陽の光が差す気持ちよさそうなスイミングプールが印象的。
でも終盤いきなりミステリー路線へ変更。犯人はすぐ分かっちゃうし、自白もペラペラするし、この映画は一体何が言いたいんだ…っていう気分になるんだけど、重要なのは最後。
まってお前は何者だったの!!!!!!って確実に思う最後。モヤモヤしたから終わってすぐググッたけど、オゾン監督自身が答えを明らかにしてない、言わば観客に委ねる系映画。
色んな解釈があって面白かったけど、わいはサラが作り出した幻想だと予想するよ…。
結局なんか虚しいストーリーだったなぁ。これがオゾンだよなぁ。