スイミング・プールの作品情報・感想・評価

「スイミング・プール」に投稿された感想・評価

のび

のびの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映画『スイミング・プール』は、主人公のミステリ作家サラが過去の自分と決別し、新しい自分に生まれ変わる軌跡をたどる物語ではないか。

どこまでが現実で、どこからが非現実なのかわからないところが、この物語の一番の特徴だ。非現実というのは、それが想像なのか幻覚なのか、あるいはもうひとつの現実なのか確かめようもないということである。そんな現実と非現実の境目が曖昧ではっきりしないところに、わたしたちは戸惑い、不安さえ抱いてしまう。いくらでも解釈の余地のある作品だ。

いずれにせよ、サラは別荘でジュリーなる存在に出会い、いくつかの出来事をくぐり抜けた。それはサラが新しい自分へ生まれ変わるために必要なものだったのだと言えるだろう。サラにとってはすべてが現実だったのだ。

だからこそ、サラは新しい自分へと変身を遂げ、作家としても新しい地平に向けて第一歩を踏み出すことができた。プールサイドでの出来事をくぐり抜けることで、古いサラは死に、新しいサラに生まれ変わった。その意味で、この物語は死と再生の物語だと言えるだろう。
SUI

SUIの感想・評価

4.0
神経質で感じの悪い作家役のシャーロット・ランブリング、公開当時のおん歳57歳。
そんな還暦間際の彼女が惜しげもなくヌードになっているんだけど、若くてピチピチのリュディヴィーヌ・サニエの裸体よりずっと美しいことに驚愕を禁じ得ない。

終盤付近までは何か起きそうなのになかなか起きない、二人の共同生活(日常)が淡々と紡がれているのだけど、不思議と退屈はしない。

そして残り20分、このまま終劇かと思いはじめたくらいからまさかの急展開。
しかしそれも、これといった波乱もないまま収束して、アレ?っと肩透かしかと首を捻ったところでまさかの謎掛け。

一見シンプルで退屈しそうな雰囲気はあるけど、最後までしっかり楽しめる良作。
nagisa

nagisaの感想・評価

3.3
刺激強いシーンもあるけど、面白かった
村

村の感想・評価

1.0
オゾン好きだけど、これはあんまりって感じ
よく分からなかった。
前半のミステリー感が素晴らしい。
あの書きかけの小説は何だったのか。
りえ

りえの感想・評価

3.0
美しいミステリー映画。

最後のシーンでえ??と戸惑うが、なるほど、彼女は彼女が作り出した人物だったのかと見終わった後に一人で納得。
妄想と現実の混在。そこから生まれるミステリー。
謎が解明されない部分もあり、そこも含めて楽しめた。
パン

パンの感想・評価

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現実と幻想がたゆたいながら交錯する
そして緩やかにめまいをする
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