スイミング・プールの作品情報・感想・評価

「スイミング・プール」に投稿された感想・評価

のび

のびの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映画『スイミング・プール』は、主人公のミステリ作家サラが過去の自分と決別し、新しい自分に生まれ変わる軌跡をたどる物語ではないか。

どこまでが現実で、どこからが非現実なのかわからないところが、この物語の一番の特徴だ。非現実というのは、それが想像なのか幻覚なのか、あるいはもうひとつの現実なのか確かめようもないということである。そんな現実と非現実の境目が曖昧ではっきりしないところに、わたしたちは戸惑い、不安さえ抱いてしまう。いくらでも解釈の余地のある作品だ。

いずれにせよ、サラは別荘でジュリーなる存在に出会い、いくつかの出来事をくぐり抜けた。それはサラが新しい自分へ生まれ変わるために必要なものだったのだと言えるだろう。サラにとってはすべてが現実だったのだ。

だからこそ、サラは新しい自分へと変身を遂げ、作家としても新しい地平に向けて第一歩を踏み出すことができた。プールサイドでの出来事をくぐり抜けることで、古いサラは死に、新しいサラに生まれ変わった。その意味で、この物語は死と再生の物語だと言えるだろう。
あと10回見ても理解できる自信がない
すっごく綺麗な映画
夜中に見るとインパクトが強すぎて何度も見たくなる映画
どちらかといえば難解映画だと思う。
昼間にみたい映画ではないかな。
よく深夜にやってるB級サスペンスになりがちなのを、フランソワ・オゾンがやると一気に上質になる( ͡° ͜ʖ ͡°)

…といいつつ全て咀嚼できたわけではないけど( ̄▽ ̄)
シャーロット・ランプリングの演技は「さざなみ」でも凄まじかったけど、この人、視線の使い方とかホント巧い(๑˃̵ᴗ˂̵)
涼やかなジャケット通りの、爽やかな映画なはずはない。
なにせ鬼才フランソワ・オゾン監督ですから。

イギリス・ロンドン在住の人気女流ミステリー作家のサラ・モートン(シャーロット・ランプリング)は、新作の執筆がはかどらない中、出版社社長ジョンから、彼の別荘でリフレッシュしてはどうかと勧められる。
サラは南フランス、プロヴァンス地方の高級リゾート地にある別荘に滞在し、新作の執筆に取り掛かる。
ところがそこへ突然、社長の娘と名乗るジュリーが現れた。
自由奔放なジュリーは、毎夜違う男を連れ込み、サラを苛立たせる。だがその嫌悪感は次第に好奇心へと変化していき、サラはジュリーの行動を覗き見するように。
そして、ジュリーのことを描く物語を密かに書き始める…。

この映画、ミステリー作家がミステリーに巻き込まれるという皮肉めいた入れ子構造だけでなく、ジュリーのことを書いていたつもりが、ジュリーの言動も本によって変化していくという反転構造にもなっている。
が、肝腎のジュリーが引き起こす事件について、いまひとつ迫真性が足りなかったように思う。ただの奇行という形容以上のものではなくなっているのが悔やまれる。

とはいえシャーロット・ランプリングの一重の瞳から放たれる冷徹な視線に、背筋が寒くなること必至。
夏にはぴったりの、ひねりの効いた一本。
プールサイドミステリー
乳。妙なパンがあるが見どころはそれくらい
karinto3

karinto3の感想・評価

3.9
細かい伏線がたくさんあって、現実なの?空想なの?わかんないいいってなるけど、見終わった後もずっと頭に残る作品でした。
南仏の美しい景色と美女のおっぱいで癒されるはずなのに、最後までなにかが起こるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ました。オゾン監督の作品大好きです。
ラスト ぶん投げないで!!
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