Xavier

オオカミの誘惑のXavierのレビュー・感想・評価

オオカミの誘惑(2004年製作の映画)
3.0
たとえ叶わぬ恋でも、この想いは止められない…
父親を亡くしソウルで再婚している母親と暮らすため、田舎から出てきたハンギョン。カンソン高校に転入した彼女に
"学校一のモテ男"ヘウォンは惹かれ、猛烈なアタックを繰り返すようになる。
同じ頃、街で偶然ハンギョンと出会った
ヘウォンの宿敵であるソングォン高校のテソンもハンギョンを好きになり、テソンとヘウォンはハンギョンを巡って争うことになるが、テソンには誰も知らない"ある秘密"があった…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
1人の女子高生を巡る、2人のイケメン男子高校生の青春物語かと思いきや、韓国映画ならでは展開をみせる切ないラブストーリー。

高校生のヘウォンはイケメンでモテモテな高校生。その為か、言い寄ってくる女生徒に辟易している。そんな中、バスの中で好きだった男にフラれ泣いていたハンギョンと出会う。後日、ハンギョンの妹の紹介で、再び出会うなか、街では高校生が暴れまわっていた。警察に次々と補導されるなか、ハンギョンの傘に身を隠すように飛び込んできた男、それがテソンだった。テソンはハンギョンの名前を聞くなり、

"僕のこと、覚えてない?"
とハンギョンに言う。ハンギョンがキョトンとした顔をみせるなか、自分の名前を告げ

"今度は忘れないでね"と言い、その場を去る
それが3人の出会いだった…

テソンには誰も知らない"ある秘密"がある。その事はハンギョンに関すること
その事が3人の関係に影響してくる事に

この作品、話が面白くなりそうなのに
そんな前降りもなく急な展開が繰り広げられるので、観てる方としては、えっ?どういうこと?って思えるシーンがある
そこをちゃんと描けば、もっといい作品になったんじゃないかなぁ。
後、心理描写もねぇ…
ちょっとさらっと絵描き過ぎて、思い入れが…
そこら辺が残念かな…

それにしても、カン・ドンウォンが泣く場面では心が揺り動かされる。
どんな作品でも…
それぐらい、涙が美しいんだよな。
Xavier

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