広川なつき

七つまでは神のうちの広川なつきのレビュー・感想・評価

七つまでは神のうち(2011年製作の映画)
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物語ありきだけど、その上で良い意味で感覚に沿って作られてる映画なんだろうなあと思う。怪奇現象に対して、物語としての必要性はあるけど現実的な説明はあるとは限らない。だから物語としてはちゃんと着地しつつも、怪奇現象としてはそこにあってほしい謎というか不可解さのようなものは残る。ホラーには怪奇現象の不可解さ、意味不明さを求めているので良いバランスで好き。まだ読んでない小説版ではもっと詳しく謎が説明されているらしいけど、それを知りたいと思わせてくれること自体が良い。
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