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ヒックとドラゴンのdeenityのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.2
フォロワーさんの薦めで見てみました。名前だけしか実際聞いたことのなかった本作は、アニメーション映画になかなか手付かずだった自分にも楽しめる、というよりも見ている誰もが楽しめるような良作でした。フクモトさんありがとう!!

ヒックというひ弱な少年とドラゴンのトゥースが心を通わせていくというオーソドックスなお話。王道かつ万人向けのストーリーは期待を裏切らない。
やはりいいのはヒックとトゥースが心を通わせていく過程。そして互いを助け合う友情の強さ。力はないが、その分優しさを持ち合わせていたからこそ仲良くなれたんだろうね。見ていて気持ちがよかった。

他にも飛行シーンなんかも素晴らしく、魅力的な世界に見える時もあればあやしい雲の間を飛ぶこともある。アニメーションながら惹きつけられるような映像だった。
映像といえば全体的によかったが、何より生き生きとしたトゥース。ちょこまか動き回ったり目をキョロキョロさせたりととても愛くるしかった。

そもそもトゥースがうまく飛べなくなったのはヒックのせいなわけで、そこに対して何もなかったとしたら自分は少しヒックにこれでいいのか?と思ったかもしれない。
しかし、ラストシーンはある意味で平等というか対等な姿になった。それはもちろん姿だけでなく立場の面でも対等だった。だからこそより互いを必要とし合うし助け合うわけで、互いが相手の羽となり足となり共存していくという存在になったのはハッピーエンドとして最高だったと思う。
それなら少しもったいなく感じたのはラストのペット発言。ペットというものの価値観は人それぞれだとは思うから違和感がない人もいるかもしれないけど、共存関係ならば相棒とかそういう言葉でまとめられてたら尚よかったな。

何はともあれ良作で楽しむことができました!