○感想
第三作が公開されるからおもしろいのかなと思って、TVを録画してみた。思っていたよりおもしろい。ホントに面白かった。
以下、ネタバレあり
息子を信じてやれない父親。父親は自分の住む社会の常識で物事を考える。だから、社会の常識から外れた行動をするヒックを認めてやれないし、その行動を信じてあげることができない。
敵であるドラゴンからの脅威を救ったのは、強い戦士ではなく、ドラゴンのことをよく知り、手なずけた少年だった。
敵を知ることが重要。そもそも敵か？敵を知ればその敵を味方につけることができるかもしれない。心を通わすことで自らを成長させるかもしれない。ともに助け合うことができるかもしれない。
今の常識を疑い、自分で考えて行動することで、常識からは想像できなかった未来をつくり出すことができるかもしれない。
そんなテーマの話。
○あらすじ
北の海。バーク島。
バイキングたちは遠い昔からドラゴンと戦ってきた。ドラゴンが貴重な食料を盗むから。
バーグ島の族長の息子ヒックもバイキングになりたい。しかし気弱で何をしても失敗ばかり。
ドラゴンの襲撃。
ナイトフューリーという、まだ誰も見たことのないドラゴン。
ヒックは自分で作り出した武器で、ナイトフューリーを撃ち落とす。ナイトフューリーは尻尾の片翼を失い飛べなくなる。
ヒックは飛べなくなったナイトフューリーに魚を与え、一緒に過ごし、トゥースと名付け、友達になる。ドラゴンが黄色と黒の縞のウミヘビが苦手だと知る。ドラゴンが落ち着く草を知る。ドラゴンの撫で方を知る。ヒックは自分の作った道具でトゥースを飛べるように訓練。
ヒックと他の子どもたちはドラゴン退治の訓練を重ねる。やる気のないヒック。
ウミヘビや草、撫でてうまくいく。強いアスティが嫉妬するくらいヒックの評価が上がる。
ヒックはドラゴンが思ってた凶暴な生き物とは違うと知る。
アスティにトゥースが見つかる。一悶着あるが、ヒックはアスティにトゥースが安全だと伝える。トゥースが突然ドラゴンの住処へヒックとアスティを連れていく。ボスドラゴン。
アスティにキスされる。
ヒックはドラゴンに襲われ、トゥースが助けに現れる。トゥースがバイキングに捕まる。ヒックは事情を話すが、聞いてもらえない。
父とバイキングはトゥースを利用し、ドラゴンの巣に乗り込む。
ドラゴンのボス。船が焼かれる。ピンチ。
ヒックと子どもたちはバーグ島でドラゴンたちと仲良くなり、ドラゴンの巣へ向かう。
焼かれた船にいるトゥースを助けようとするも、ヒックとトゥースは海に沈む。父親が助ける。父はヒックに謝る。ヒックも謝る。
ドラゴンは口の中は火に弱い。ボスドラゴンの羽根に火で穴を開け、口の中に火を入れ、高所から墜落させる。
巨大ボスドラゴンを倒すが、ヒックは片足を失う。
空一面に飛び交うドラゴンたち。ボスドラゴンの死により、貢がなくてもよくなったドラゴンたちが解放された。
ヒックはアスティにキスされる。
