たけちゃん

ヒックとドラゴンのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.2
我らバイキング、危険はつきもの!


クリス・サンダース、ディーン・デュボア監督
2010年製作
声優 ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、6月8日は「バイキングの日」です。

なんでも、記録に残っているもので、バイキングが歴史上に初めて登場するのが793年の6月8日のことだそうです。
これは凄いですよね!
ちょっと想像してください。
日本で平安京が開かれたのが794年(有名な、鳴くよウグイス、平安京、ね!)のことですので、けまり蹴ってた平安時代には、既にバイキングがスカンジナビア半島で暴れ回っていたことになりますからね( ˘ ˘ )ウンウン
日本で倭寇や武士が登場するのはもっと後よ!



そんな「バイキングの日」
バイキング映画、何観ようかなぁ……って考えてたら、閃きました!
あっ、「ヒックとドラゴン」もバイキングだ!
そうなんです。
アニメですが、大好きなんです、ヒクドラ。
(パズドラみたいに言うな!)

これはナイスチョイスかも!
楽しそうで、いい\(^o^)/
我ながら、いい閃きだ( ˘ ˘ )ウンウン……ハヤクレビューシロ~



アニメなので、以前見た時は吹き替えで観ましたが、今回は字幕版も鑑賞しました!
だって、お父さんはジェラルド・バトラーなんですから、確かめたいよね( ˘ ˘ )ウンウン
威厳ある感じが良かったです。でも、やっぱり吹き替えで観るのが楽しかったかな?( •̀ω•́ )و✧

今作はドラゴンの飛行シーンの素晴らしさと、CGアニメならではのクオリティの高さで感激した作品です!改めて観ても、飛行シーンだけではなく、海のシーンや霧のシーンなど本当に素晴らしかった\(^o^)/
でも、前は映像の綺麗さばかりが印象に残っていたんですよね。あれ?どんな話だっけ……。
なんて感じで、ストーリーが語れない。
改めて観ると、お話もとっても良かった。



さて、そのストーリーですが……
あ~、そうか。
これは「みにくいアヒルの子」だったんですね。


ヒックって、出来損ないなんですよ。
冒頭は親の期待に添えない残念な人物像でしたよね。
しかも力もなく、痩せっぽちで、臆病で……
でも、それって、「バイキングとして生きる!」という価値観の中での話で、別な見方をすると、ヒックにはとても才能がある!


ヒックは、ドラゴンを見ると戦い、殺す!という生き方しかなかったバイキングたちに、「共に生きる」という逆転の発想をもたらすんです。

その新しい価値観が、バイキングたちに新たな生き方を与え、以前よりもより豊かな暮らしを与えるんです。まさにパラダイム・シフトが起こるんです。



そう考えると、僕なんかも古臭い旧態依然とした考え方を強く持っているし、自分の子に対しても、ヒックの父親と同じような接し方をしているかもしれないなぁ……。
そんなことを考えさせられました( ¯−¯ )フッ
当たり前なんですが、相手が誰であれ、まずは相手の意見に耳を傾けるって大事だなぁ……。
良い作品でした!


最後にネタバレですが……







ラスト、いいよね~。
尻尾の半分を失っているトゥース
片足を失ったヒック
2人でひとつ
互いに補い合うんだよね~
まさにパートナー
対等の関係になれました!


それにしても、トゥース(ドラゴンだよ)が可愛い😆
難しいこと考えずに、ただトゥースの可愛さを楽しむのも、もちろんアリですよ。
だってアニメなんですから( •̀ω•́ )و✧