夏野かおる

ヒックとドラゴンの夏野かおるのネタバレレビュー・内容・結末

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「良い映画」の定義は、ストーリーや映像が何重にも読み解けるかどうかだと考えている。『ヒックとドラゴン』は深く考えさせられ、それでいてばっちりエンタメ作品だった。

本作の魅力は色々な人が語るところだが、とにかく小道具の使い方がうまい。ヴァイキングの証であるツノ付きの兜なんかとくに。

終盤、父が兜を脱ぐタイミングがあるのだが、集団のリーダー → 一人の父親 への切り替えが視覚的にわかるようになっている。こういうところに気を使っているのは、しっかり練られている作品の証拠ではないだろうか。
夏野かおる

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