サトタカ

ブギーナイツのサトタカのレビュー・感想・評価

ブギーナイツ(1997年製作の映画)
4.2
昔、観た気もしないではなかったが、尊敬する吉田拓郎さんがラジオで勧めていたので再鑑賞。
今ではタフガイ役の多いマーク•ウォールバーグが、若く細マッチョでエゴ満載の巨根キャラ。ポルノ男優として人気を得るが、薬(コカインなど)にハマり、プレッシャーで勃つものも勃たなくなり転落していく…というライズ•アンド•フォール系の物語。(伝説の巨根役なんてすると、その後からかわれそうw)
「トランザム7000」や「キャノンボール」のバート•レイノルズが全裸監督、いや着服監督で貫禄を見せる。ちょっとカッコ良すぎるけどステキでした。
「おとなのけんか」でいいおじさん感を出してたジョン•クリストファー•ライリーも男優だったけど、ギターが弾けたり、手品もできたり多才すぎて笑う。
ある意味魔性の女で謎の母性をまき散らしていたジュリアン•ムーア。若い頃から顔が変わらない。
「ドラッグストア•カウボーイ」でもラリってたヘザー•グラハムはアホほど可愛くてスタイル抜群のローラーガール。
名優ドン•チードルの扱いがこの映画では酷くて笑う。黒人でカントリー好きな人っているのかね?ドーナツ屋での三角撃ちのシーンも愉快。
あとはなんと言っても2014年にオーバードーズで亡くなってしまったフィリップ•シーモア•ホフマン。もう超キュートな役で出てくるたびにニヤニヤしてしまった。レーシング•ジャケット来て赤い240Zを自慢するシーンとか切なすぎる。カワイソウ😭
89年から90年のカウントダウンパーティー、金持ちミュージシャン宅での爆竹連発中国人のいる部屋での異様な緊迫感でワクワク。やはりポール•トーマス•アンダーソン監督は鬼才…。
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