半兵衛

悲しい色やねんの半兵衛のレビュー・感想・評価

悲しい色やねん(1988年製作の映画)
1.5
森田芳光とアクション映画の食い合わせがここまで悪いとは、黒澤満流の東映セントラル・アーツスタイルのアクションがことごとくスベっている。
結局森田監督に任侠を理解する精神が無いことがこの映画を崩壊させた原因なのかな、と思う。肝心の仲村トオルや髙嶋政宏の友情や男気が全然描かれていなし、森田特有のバブリーな気分がヤクザ映画とひたすら乖離を起こしまくっている。
それにとどめを刺すのが藤谷美和子の怪演、監督がやけくそでOKにしてるとしか思えない
半兵衛

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