Gak

ときめきに死すのGakのレビュー・感想・評価

ときめきに死す(1984年製作の映画)
4.4
これも真っ先にゴダール想起した
ジュリーが何にキレるかわかりない感じ

太陽を盗んだ男から一転、
短髪になったジュリーはもっと不気味

この監督のこともっと研究しないといけない
この監督のやってることもっと身体に染み込ませないと、物語をバカにすることができない

全く互いを知らない他人、男二人女一人を家に閉じ込める

どこから逃げてきたのか、親に対して異常にトラウマがあるジュリー
懸垂とか水泳とか、異様に体を鍛えている

医師は、ジュリーの様子をどこかの組織に報告している
ここらへんは一切の謎
医師は女好き

おそらくジュリーが、やべえ宗教団体の長のご子息ってことなのかな
で、ジュリーは団体から逃走してきた
だからお兄ちゃんなんて言って追いかけられてた

女と医師はその監視役

ナイフを持ってのジュリーと女の会話シーンがすごい
物凄い緊張感なのに、女の愛やら母性的なものがジュリーの狂気をゆっくりと沈静していくのが画面からはっきりとわかる

ジュリーはこの女以外に体を許せない
なぜなのか、これがこの映画のキモ、
ときめき
Gak

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