うめっぴ

泳ぐひとのうめっぴのレビュー・感想・評価

泳ぐひと(1968年製作の映画)
3.4
森から海パン一丁で男が出てくる。彼が高級住宅街のプールを伝って、家まで帰ろうとする話。

ここまで古い時代の映画は普段あまり見ないのですが、風変わりなあらすじに惹きつけられて鑑賞。結果驚愕しました。

この男は何者なのか。
家を渡り歩いていくにつれて歓迎ムードから他人行儀になっていく住人たちと接していく中で、サスペンス調に徐々に明らかになっていく感じが良かったです。

映画が進むにつれて様々な変化が見て取れて妙な雰囲気がありました。

画面や光の感じがだんだんと暗くなっていたのはとても効果的でした。心なしか終盤の家のプールの透明度も下がっていたような気さえしました。
町山さんの解説でも触れていたけど、主役のパートランカスターが最初はとても若々しかったのに、終盤疲れきっていて一気に年相応まで老けて見えたなぁ。

なんにせよ、今から50年以上も前にこんなシュールな恐怖を描いた作品が作られていたことに驚きですね。

世にも奇妙な物語とか好きな人は気にいるかもしれませんか、あまり面白くはなかったかな。