町山さんが紹介していて興味を持った映画でシンプルなタイトルに心惹かれていたのだけど、村上春樹の新しい訳本のタイトルも同じでまさか…!?と思ったらそのまさか、ジョンチーヴァーの短編が原作だったのですね。そちらはまだ手に入れられてないので未読だけど、今川上三郎訳の「橋の上の天使」を読んでいる。チーヴァーとてもいいですね、こんな巡り合わせで出会えたことも運命的ですき。
hmm...原作読んでみて、また感想を書きたい。すごくヘンテコな話だった、最後までよくわけがわからなかった。ただとてもヒリヒリするようなつらさや痛みを感じた。信じていたものを失うこと、自分の中で傷口にふたをしていたつもりでも治っていないこと、自分もこういうことがあるような気がしてパートランカスターの哀しげな表情が涙を誘った、、、
鬱憤とか痛みとか哀しみとかがどこにも行けずに閉じ込められてしまったような気分、胃にずっしり
チーヴァーのいくつかの短編の中にも泳ぐ行為が出てくる、泳ぐ、かぁ…
パートランカスターの前髪がチョットださくて不憫さを助長していていい