友人宅のプールで泳いでいた男が知人宅のプールをはしごして自宅まで帰ることを思いつく。
町山智浩推薦の一本。
泳いで帰るという意味不明な行動を取る男は、最初は歓迎されていたが、家が近づくにつれ…
サバービアの不穏を扱った50年代アメリカの短編の名手ジョン・チーヴァー原作。小説ならまだしもこんな地味な展開でよく90分持たせたな。めちゃくちゃ単調だし変なつなぎも多くて全然洗練されてる印象はないが…
>>続きを読むニューシネマの時代に公開された不条理劇の怪作。
人の家の庭のプールを泳ぎ繋いで家まで帰ろうという子どものような意味不明のチャレンジを試みる男が、厳しい現実に直面する様を不必要なスローモーションや幻想…
このレビューはネタバレを含みます
狂ってしまった海パン男が家までの道のりにあるあらゆるプールを泳ぐ話。
本当にそんな話。これを頭の中でどう処理したらいいのか…しばらく放心状態だった。
冒頭からなんだか会話が噛み合っていないのが気持…
海パン一丁の変なおじさんが、金持ちの友人宅にあるプールを泳ぎつないで自宅に帰るまでのユニークなストーリー。現在のように豪邸の周りに張り巡らせた監視システムがなかった時代、森林と地続きの他人の庭に侵入…
>>続きを読む大好き!寓話的な内容の真意は解説を見たら解るし奥深いけど、なにも知らずにキョトンとするのがおすすめ。
フラリと現れた海パンおじさんの自信や栄光が、プールサイドでの富裕層との会話で少しずつ崩れ堕ちてゆ…
いい歳したおじさんが、走っては人の家のプールで泳いで女性に近づいて、発情期の「馬」みたいに手のつけようがない。
そんな自分を内省するどころか、自己陶酔してらからなおさら気味が悪い。
だから、泳ぐ…