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大番のhummingbirdのレビュー・感想・評価

大番(1957年製作の映画)
4.2
ギューちゃん(加東大介)の明るい魅力と、立身出世の夢のある展開でとても楽しい作品。
昭和初期の設定で、日本橋や兜町が実に素朴な町で(ロケなんだろうか?)、日本髪の女性が歩いていて、本当に当時はこんな感じだったのかと思えてくる。相撲大会など、少ししかない場面もすごく凝った作り。株価が順に表示されていく場面はスリリングだった。
ゲスト俳優が多くてすごく華やか。加東大介と仲代達矢のコンビが仲良くて良い。淡島千景さんが健気な女性でかわいくて、メロメロになった。

「獅子文六ハイカラ日和」
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