ざっと再視聴。角田光代のベストセラーを映画化。
キネ旬邦画2011年ベストテン・5位。
不倫相手の本妻が産んだ赤ん坊を誘拐し、母親からの愛情、母性を奪っていった女、野々宮希和子と誘拐された娘、恵里菜(薫)との逃亡劇と、その生い立ちのせいで幸せな家庭生活を送ることのできなかった恵里菜とジャーナリストの千草との過去を探る旅を描いた"母性"を問う物語。
後半部のみ再視聴したのだが、よかった。若干泣かせにくどい部分もあるかもしれないが。
ラストの「誰も恨みたくなかった」というセリフには、生きるということはこういうことなんだ、という一種の決意を感じた