フェイスショットに継ぐフェイスショット。
感情的な表情を作らせ、感情的な声の演技をさせている。
キメのシーンでは感傷的なBGMをかけ
観客に泣いてほしいタイミングを教えてくれる親切設計。
カメラが揺れているのは等身大を演出したかったからだろうか?
撮してるものが狭すぎるのに、これで2時間27分かけようという神経は
凄まじく図太い。
背後でエキストラにキャッチボールをさせているカットは良い画になっていた。
宗教施設も光りと伴って良い美術だった。
工場での作風と全く合っていないジャンプカットと、
自己陶酔が強い写真屋の爺さんには草。