イヤミス嫌いの勘違いでスルーしてたのは失策だった。
「ソロモン」の前編は不穏なタッチがたまらなく好みで、今更同じ監督と知った。
本作もノッケから日本映画独自の陰鬱な色気に満ちていて思わず前のめりに。
そして、不安定な小池栄子の登場で加速装置にスイッチが入る(実は井上真央の袖丈短めのチャコールの無地Tとタンクトップで既にブチ上がってはいた)。
とにかく小池栄子のダメなファッションが挙動不信と相まってエグい。
それだけに種明かしはもっと引っ張って欲しかったな。
豪華女優陣のめくるめくハイスパートな丁々発止は四天王プロレスのようで圧巻。
感情移入したら最後、胸が潰れてしまいそうになるのでとても集中する気にはなれなかった。
スクリーンで見てたら色々崩壊してたろう。
平田満の優しさがこれまたヤバい。
収穫は、井上真央はエレン・ペイジの次に素晴らしいオデコを持った女優だと認識出来たこと。
コロナ禍明けたら、新作「グッドバイ」で小池栄子観なきゃ。
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今日の一曲
正直これ!というヒット曲が無い永作隊長率いるribbon。
後藤次利のサウンドはいかにもこの時代のフジテレビテイスト。
ribbon "リトル☆デイト
https://m.youtube.com/watch?v=Jdr7PygsTmU