八日目の蝉の作品情報・感想・評価

「八日目の蝉」に投稿された感想・評価

うーん、思ったより。結局薫として生きた場面を振り返って、その時の思いを胸に母になろうとするのでは、実母の悲痛な叫びは何も解決されない悲しいことに。まあ自業自得とも言えなくもない部分もあるが。
あと父親は単純にクズすぎる。
snj

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自宅にて。
つ

つの感想・評価

4.0
蝉は地上に出て七日で死んでしまうけど、もし八日目の朝を迎える蝉がいたらその蝉は1人でミンミン鳴いて寂しいのかな。でも七日しか生きられなかった蝉より多くの美しいものに触れることができるのかな。

出てきた人、みんなが八日目の蝉であったし、そうでなかったかもしれないね。

かおると離れ離れになったその日が七日目だったのかもしれないし、えりなちゃんが帰ってきたその日が七日目だったかもしれないし、子供を産むと決めたその日が七日目だったかもしれないね。

誘拐犯は捕まって、少女は家に帰ってくる。そのことを冒頭からわかってるからこそ、薫と京子の過ごす限られた時間がずっと苦しかった。

でも希和子は薫に会うこともせず写真を引き取って消えた。どこかで生きてる。薫に依存せずに。

えつこは不器用な愛情でえりなに好かれたいって心の底から思ってる。

そして薫でもあり、えりなでもある、少女だった彼女は、何者でもない1人の母になろうとしてる。

苦しんでもがいて必死になって、必死になったって答えはないしなにも変わらないし、それでも必死になることを放棄したりしない、そんな八日目の蝉。

だとしたら、八日目の朝日は、海は、空は、夕日は、夜は、星は、蝉の味方なのだなあと安心しました。
誰のためでもなく自分のために鳴こうね。何処へだって行けるよ。と言う気持ちでした。
371

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3.4
あんまり覚えてないや
Tatsuya

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3.4
例え誘拐されていたとはいえ、何もわからない幼少期。
育ての母親から貰った愛情が、特殊な環境や境遇でも、本物であれば自分に出来た子どもをしっかり愛していける。
違法なのだが、血縁関係がなくても親子愛は成立すると暗示している作品。
ただ、違法なだけにこんな愛を認めるわけにはいかない。
そこの部分で問題作だと感じた。
教訓としては、事後どう生きていくか、起こってしまった事ではなく、その先の生き方に関する物語ともとれる。
ひらめ

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3.7
小豆島に行ったのをキッカケに作品に興味を持った。
親に愛され育った人間は、自分の子供を愛せる。
Kaede

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3.6
『母は娘の人生を支配する』や『母と娘はなぜこじれるのか』を読んだ後だったから私としては生みの母親も育ての母親も身勝手に見えた。所詮子どもは自分が産んでもらった記憶なんてないから母親とみなすのは生きてからですよね。どちらの身勝手さを引き受けて生きづらくなってしまった井上真央が可哀想だった。最後に井上真央が唐突に赤ちゃんを愛せるって泣きだすのはあんまり納得いかない。子どもを育てるのは育てるでいいけど、井上真央には自分の人生をしっかり生きて欲しい。
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