デヴィッド・リンチの作品は初鑑賞。何重にも渡り、悪夢を見ていたような感覚になる。
結婚したくなかった男が現実逃避している作品なんだろうなと思った。相手の両親との関係性、子育ての大変さ、密かな浮気願望とか結婚する上でのストレスのようなものを前衛的な表現で見せてくれたので、面白かった!
特に生まれてきた子どものビジュアルが相当衝撃的。どうやって作り上げたのか単純に気になる。そして、この姿自体、彼の脳内変換だとするならば、どれだけ子どもが出来るのが嫌だったんだよとツッコミたくもなる(笑)
天国へ誘導するようなくだりまであるので、嫌な現実から脱却するには、そうするしかないということなのか…
[2021年 142本目]