うえの

イレイザーヘッドのうえののレビュー・感想・評価

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)
2.4
印刷工を営むヘンリーはガールフレンドのメアリーから妊娠を告げられ、結婚を決断する。
しかし産まれた赤ん坊は異様に小さく奇形の姿をしており、絶えず続く夜泣きにメアリーはノイローゼになり、家を飛び出してしまう。
そんな赤ん坊の面倒を見ることになったヘンリーの悪夢のような一夜を描いた巨匠デヴィッドリンチ衝撃のデビュー作。

正直1mmも理解できなかったし、圧倒的に異質な映像と世界観にドン引きして、鑑賞中ずっと顔引きつってたと思う笑。
現実なのか夢なのか見分けもつかないまさに悪魔のような出来事が次々と展開されていき、その全てが圧倒的に理解不能。
まったく肌に合わなかった為、かなり評価の低いトラウマ的作品になりかけているが、こういった独自の世界観を、形はどうであれ映像化できる手腕に心底感心した。
マルホランドドライブもそれなりにしんどい内容だったがそれを遥かに上回っている作品だった笑。

またいつか観たいとは思うけど内容を知ってしまった為、暫くは遠慮したい笑。
赤ん坊との一夜がもちろん1番しんどかったが、メアリーの実家での空気感も異常だった笑。
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