スローターハウス154

イレイザーヘッドのスローターハウス154のレビュー・感想・評価

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)
3.8
2018/12/2

〜リンチの子育て奮闘記〜
あのクリーチャーのビジュアルはきっと忘れられないだろう..。
”不快な音“にこだわった作品。眠くなるような内容だったが、終始不快な音を聴かせられるので寝るに寝れない..。
どうしよう、本当に人にオススメできるところが見つけられない..笑。どこをとっても表現がストイックで、もはや娯楽目的に観る作品じゃない。。
とりあえず、キモグロ怖ブキミな悪夢..という感覚以上に、俺にはよくわかりませんでした。。

ところで..ヤン・シュヴァンクマイエルと深いところでの方向性がカブっているような。どっちの作品を観ても吐き気がもよおされるんだが(誉め言葉)、シュヴァンクマイエルに比べるとリンチの”不快“の表現ってある種の品があるなと感じる。上品なグロさというか..。
とか言いつつ2人の作品はそんなに観たこともないので、本当に印象でしかないんだけどね。