あかペン先生

キングダム見えざる敵のあかペン先生のレビュー・感想・評価

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)
3.8
字幕鑑賞。
2021年53本目。

サウジアラビアで起きた自爆テロ事件をきっかけにしたFBI捜査官達の戦いを描いた作品。
作品の内容自体は架空のものだが、実際に起きた事件をもとに作られているとのことで、そちらを知っているとより楽しめるかと。

物語序盤はサウジ現地に行くため、正攻法ではなく様々なコネクションを使い入国しようと奮闘する主人公。

現地に到着してからは地元警察ファーリス協力のもと、制約がある中事件の捜査へ。
捜査を進める中で、互いに信頼し合う関係になるのはお約束的展開。

終盤テロリスト達との銃撃シーンは緊迫感があり、息を呑む展開に目が離せません。
アサルトライフルの音が堪らんのじゃ〜

アメリカ万歳とはいかず、痛み分けのような終わり方でラスト語られたセリフの一言がキツい。
この世界から暴力がなくなる日は訪れるのか、、、

この作品を鑑賞し、改めて国の為に命をかけて職務を全うする人々に改めて尊敬の念を示します。

ラストDanny ElfmanのFINALE (フィナーレ)の優しいギターの旋律が良き。
全編通して彼の作った楽曲がとても好き。
サントラ欲しくなったな。

【奴らを皆殺しにする】
あかペン先生

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