ハイディ

キングダム見えざる敵のハイディのレビュー・感想・評価

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)
4.0
重たい。乾いた空気が伝わる。
我々は同じ人間なのだから、きっとひとつになれる。ひとつになれない筈がない。
信念があれば、人種を超え、宗教を超えひとつになれるのだ。

すべては宗教が原因。互いの神が互いの子供達や仔羊達を死に追いやる。

観ていて手に汗握る展開。後半の銃撃戦はかなり熱い。けど、最後の銃撃は「これで良かったの?」と思わせる。

そしてラストの・・・。

今日もこの世界のどこかで、神の名の下に銃を握りしめ、隣人の命の奪い合いを繰り広げている。

互いの信念のもとに。
ハイディ

ハイディ