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暗殺者の家のoのレビュー・感想・評価

暗殺者の家(1934年製作の映画)
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ストーリーはほとんど頭に入ってこないのだけど、演出がいい。
ヒッチコックならやはり高所は外せない、要所要所で入る適切なクローズアップ、効果的なズームイン、印象に残るキーアイテム、コンサートホールのシーンはローグ・ネイションを想起させる面もあって思わずうなった。歯医者のシーンは本筋とは関係なく怖かった。
終盤の銃撃戦はやや緩慢な印象で、ヒッチコックは一瞬の張り詰めたテンションで本領を発揮するタイプの監督なんだと確信。
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