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暗殺者の家のkuuのレビュー・感想・評価

暗殺者の家(1934年製作の映画)
4.5
オープニングクレジット+ブローチ+毛糸+鉄道模型+讃美歌+コンサート◎



1934年のヒッチコック作品
1956年の『知りすぎていた男』はこの映画のリメイク
原題はどちらも"The Man Who Knew Too Much"

古い映画でノイズも多いのですが味わいがあります
こちらの最初の舞台はスイスです
かなり早い段階で事件が起きます
『知り過ぎていた男』と違うのは犯人が包囲されてから続く長い戦闘です
レジスタンスを描いた映画のように最後の抵抗が時代を感じます

こちらは子供が女の子です
演技が真に迫っていて素晴らしいです😭💕

非常時に人が見せる滑稽とも思える行動が逆に真実っぽくて笑えて教訓にもなります
恐怖より好奇心が勝ってしまったり、恐怖ゆえに冗談を言ってみたり、逃げなきゃいけないのに留まったり…

美しい乙女の部屋で交わされる男同士の会話は思わず笑ってしまいました

とにかくピーター・ローレが印象的で主役も何もかも喰っていました😻
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