バンバンビガロ

暗殺者の家のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

暗殺者の家(1934年製作の映画)
2.6
陰謀に巻き込まれ娘を誘拐された夫婦が娘を取り戻すために犯罪組織を追うというサスペンス映画。
シリアスな題材に見せかけて雰囲気は結構軽い感じで所々リアリティが低くなる場面もある。雑な変装、謎の催眠術、椅子投げ合戦と007的な世界に片足を突っ込んでいるようなシーンも多い。
終盤アルバートホールでの狙撃のシーンで演奏のクライマックスを狙撃の合図にすることで音楽とストーリーの盛り上がりを連動させているのは結構いいアイデアだと思う。しかしそこでクライマックスを迎えた後の銃撃戦がちょっとグダグダでおもしろくない割には結構長い。このあたりの構成をうまく整っていればもう少し良い作品だと思えたかもしれない。
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