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暗殺者の家のまるまるのレビュー・感想・評価

暗殺者の家(1934年製作の映画)
3.6
薄暗い待合室に誰もいない歯医者って怖いな;^^)


くおー
昔の映画は文法がわからんー!
1934年。
ヒッチコックの映画。
なぜ母が出場中のクレー射撃決勝戦の最中、競技してる母に娘は「ねーねー母さーん」みたいな話で声をかけられる?
なぜ嫁はなんの詫びれも見せず他の男とダンスする?
なぜどえらい事になっちまったのに助けを求めない?
なぜ暗殺者は「お前は知り過ぎた」とか言いながら家族を生かしとく?
なぜ警部は、そんなのんびりなん?
と「なぜ?」だらけな展開に笑えて来たw
やべー、ついていけんw
これは、監督自らこの映画をリメイクした「知り過ぎた男」を、まず先に観るべきだったか。
とか思ってたのですが、
物語も中盤になって、主人公の男(一般人)がコートから拳銃を取り出して、サッと構えるカットで見方がわかった。
横山光輝とか、江戸川乱歩とか、あのへんの文法かー!
思い出せ!
悪の組織とか、少年がスポーツカー乗り回して巨大ロボを操るとか、「げげえ関羽!」とか、怪人とか少年探偵団が普通に存在している世界を!
という葛藤を経て、この世界の住人になることができましたーw

友の遺した謎のメッセージを追え!
悪の組織の陰謀を阻止して、
誘拐された娘を取り戻すのだ!
被害担当義弟には笑ったw
的な映画でした。

面白かったです(*'▽')

この映画を観たのは、お世話になってるフォロー様の
「ゴッドファーザー3のオペラ劇場での暗殺シーンの由来じゃね?」
というレビューがきっかけでしたが、
あのシーンか!!!
ということで、
この映画観てる途中は、気が気じゃなかったw
そっちのほうかー;^^) _旦~~
そう言えばシャイア・ラブーフの「イーグル・アイ」でも使われてましたねー。


主人公演じたレスリー・バンクス。
浦沢直樹の漫画の絵っぽい。

ピーター・ローレ(パッケージ写真の男)
なんだか怖い、この人。

レンタルDVDには、淀川長治の解説付き。
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