はじめてのバスターキートン。
チャップリンは温和でキートンは冷酷。勝手にそういうイメージがありチャップリンはほぼ全作品見てきたのにキートンは見てこなかった。(そもそもTUTAYAに置いてる所が少ない) 見た感想は、確かにチャップリンと真逆の性質を持った作風ではあるけど、冷酷というよりかは真面目に生きる人間だね。浮浪者や泥棒 詐欺師とロクデナシの怠け者を演じるチャップリンは「こんなにクズな僕だけど笑っていれば幸せなんだよ」的なメッセージが込められているのに対して、必死に生きているのに空回りをしてしまう人を演じるキートンは「どんなにマヌケで不運でも真面目に生きていれば最後には報われるんだよ」的なメッセージが込められていると思う。
チャップリンの笑顔も素敵だけどキートンの真面目な顔も素敵だと思った。
演出面はとにかくロマンチックで、特に音楽が映像とマッチしてる。スタントは噂通り常識を超えていたw