<概説>
探偵学に御執心の青年が、迷い込んだ映画の世界で本当に探偵に。喜劇王キートンが監督する、サイレント映画時代の傑作コメディ。
<感想>
1924年製作なのは作品情報でわかります。
しかし作品視聴後→?1924年🤔🤔🤔?
作品として『インセプション』等の非現実空間を舞台としたものが好きなのはあります。ただそれだけがこの作品の魅力ではない。完・成・度!!!
これがCG全盛期の現代なら別にさしたる編集ではないのです。しかしそんな編集技術がないこの時代。当時の衝撃はいかほどか。そんな衝撃映像の数々。
サイレント映画でも物語をきちんと理解させ、
かつ王道作品としての筋を見失ったりせず、
そんな中で製作陣の技術の髄を結実させる。
いやなんですかこれ。怪物映画の一言。
さりげなくバスター・キートンが美形なので、サイレント映画は古くさいと敬遠している方でも一見の価値ありです。