Monsieurおむすび

潜水艦轟沈すのMonsieurおむすびのネタバレレビュー・内容・結末

潜水艦轟沈す(1941年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

カナダ海域で撃沈されたUボート。
生き残った乗組員6名が国境を超え、当時、参戦前で中立国だったアメリカのドイツ領事館を目指すロードムービー。

純アーリア人という優生思想やそれに伴う正義を振りかざすナチスと、自由を信条とし、移民や先住民族も分け隔てなく暮らすカナダの風土の対比。
行く先々で出会う風変わりな人々との邂逅がナチズムの愚かさを浮き彫りにしていく。
所構わず「ハイル・ヒトラー」と布教する様に唱えていく姿は滑稽であり、その盲信っぷりはやや恐ろしい。
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