おーにん

ダンス・ウィズ・ウルブズのおーにんのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
4.0
いやあ素晴らしい。大作だ。

バッファロー狩りのシーン、あれは本とかゲームでああいうことをやっていたこと自体は知識として知っていたが、それを映像で見れる日が来るとは思ってもいなかった。ジープを使って馬に乗るケビン・コスナーと並走して撮影しているシーンは映画館のスクリーンで見れるものなら見てみたかった。アカデミー撮影賞も納得。ほんとうにあれは歴史に残るものだと思う。

また、劇中の動いているバッファロー自体はすべて本物。仕留められるところは作り物らしい。自然公園にいる個体やセレブから借りたもの、合計3000千匹を使ったようである。

撮影のことばかり述べたがストーリーも素晴らしい。ケビン・コスナー演じるダンバーによって、拳を握り立つ女は生きる希望を得るし、蹴る鳥や風になびく髪は白人の中でも良い人いることを知る。スー族全体にも白人により侵食されつつあるアメリカでの生きる希望にも繋がったのではないだろうか。
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