しゅん

ならず者のしゅんのレビュー・感想・評価

ならず者(1956年製作の映画)
3.8
山の男達の仕事・生活の場である松岡飯場でのお話。

日照り続きで儲けの出ない飯場で二人の男が巻き起こすひと騒動、ふた騒動

一人目は流れ者のカンジ、仕事の腕はピカイチだが酒と博打と喧嘩が大好きで飯場の連中と喧嘩はしょっちゅう、遂には飯場のやり方まで口を出し始めて、、、

二人目の男はフルカワ、山には似つかわしくないほどヒョロヒョロ、斧を持たせればすっぽ抜けてしまうほど、飯炊きの女衆にもバカにされる始末、それでも働くのはある理由があったのだった。

労働に勤しむ人々の人情味溢れるお話で良かった。ミフネはカッコいいし、志村喬も良かった、個人的には男勝りの飯炊きおばちゃんの役の清川虹子が乙女な顔をのぞかせたりして素敵。

働くっていいなぁー、さぁ仕事仕事
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