あきっこ

プリンセスと魔法のキスのあきっこのレビュー・感想・評価

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)
3.6
ディズニー初の黒人プリンセス、ティアナの物語。画期的なキャラなのに、プリンセス大集合的な場面にはあまり現れず、映画の成績も思ったほど振るわなかったようで、やっぱり白人プリンセスしか受け入れられないのかな……なんて思ってた。けれど、実際見てみたら「そりゃあプリンセスの物語を期待した子供達は困惑するよなぁ」というストーリー展開で笑っちゃった。

そうは言いつつ映画自体は楽しく見れる。ニューオリンズの町並み、ディキシーランドジャズ、ブードゥー教の魔術を操る悪役などなど、アフリカンアメリカンの文化が随所に反映されてて面白い。白人プリンセス達の基本プロットとの相違点も分かりやすい。お決まりの動物キャラのなかでは、蛍のレイが特に魅力的。

なかなかぶっ飛んだお話だったけど、一番ファンタジーなのは実は魔法でも何でもなくて、ティアナの親友であり続け彼女の幸せを心から喜んでくれる白人シャーロットの存在だと思う。